2007年03月31日

今月読んだ本 vol.37

ゆれる(西川美和)ポプラ社
死亡推定時刻(朔立木)光文社文庫
閃光(永瀬隼介)角川文庫
影踏み(横山秀夫)祥伝社文庫
静かな黄昏の国(篠田節子)角川文庫
幻夜(東野圭吾)集英社文庫
カムイ伝全集【第二部】1〜5巻(白土三平)小学館

タタキバイブのおかげか、今月は快調に読めました。
今月の一押しは、なんと言っても「ゆれる」。
この作品、作者の西川美和が監督、オダギリジョー主演で映画になっていたんですね。
というか、映画公開後に小説として出版されたそうな。
芸能情報に疎い私は、そんな事はちっとも知らずに読みました。
とにかく“うまい”んです。
家族ならではの、微妙な心理状態や慣れや嫌悪感。
愛情なのか憎しみなのか自分でもよくわからない気持ち。
常々感じていて、でもこの気持ちってどう説明したらいいんだろう、ともどかしく思っていた事を、この若い映画監督はさらさらっと書いています。
読みすすめながら「そうそう、これが言いたかったのよ」と腑に落ちる(←間違った使い方?)とともに、作者に対して猛烈な嫉妬心も感じました。なぜ?別に私は作家を目指しているわけではないのに?
これは、ぜひ映画も見なくては。

という事で今月のオススメ

[Books ] 2007年03月31日 21:05

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rico.x0.com/mt/mt-tb.cgi/306

コメント (9)

「腑に落ちる」のか「腑に落ちない」のかは、議論が別れているようですね。
http://yeemar.seesaa.net/article/12334760.html

慣用句に関しては、"正しい"使い方と"過った"使い方は、厳然とあるでしょう。
ですが、言葉はいきものです。
いつのまにか、新しい意味や新しい使い方も出てくるでしょう。

rico:

そうですね。
どうも調べてみると「腑に落ちない」が正しいらしいのですが、私の言いたかったのは、胸にストンときたという事なのですよ。
他に何かよい表現あったかしら?

ganta:

胃の腑にたべものがストンと落ちるってとですか?

rico:

gantaさま
そうそう、なかなか飲み込めなかったものが、ストンと入ったような。
ん?違うか?

"五臓六腑に染み渡る"

これでは、単なる大酒呑みのことか。

rico:

=oyo=さま
ん〜、なんか違うような気がする・・・

ganta:

理髪店で雑誌をめくっていたら、
『カムイ伝全集全38巻/47.880円』
の広告がカラー一面でどーんと載っていました。スゴイですねーぇ。

rico:

gantaさま
スゴイですよー。
うちの社長が全巻揃えてくれたので、みんなで読んでいます。
第一部はもうほんとうに過酷で、読んでいてつらくてつらくて・・・。

ganta:

僕がこどものころ、時代物劇画のアウトロー・ロードストーリーの秀作がたくさんありましたね。
当時全盛だったマカロニウエスタンの影響だったのでしょうかぁ…
「カムイ伝」「子連れ狼」「木枯らし文次郎」等々
そのなかで、カムイシリーズが最も対象年齢が低く、テレビアニメや夏休みの映画祭りで観た記憶があります。

コメントを投稿